冷凍弁当を自宅まで届けてくれる食事宅配の中でも、人気の高いサービスである食宅便(食卓便)。
便利なサービスですが、安全性が気になる方も多いのではないでしょうか?
食宅便では食品添加物が使用されており、無添加のお弁当ではありません。
そこで、本記事では使用されている食品添加物に関して、安全性をチェックしていきます。
冷凍弁当で使用される食品添加物の事前知識
食品添加物に対して、「体に悪いもの」というイメージをお持ちの方もおられるのではないでしょうか?
しかし、今や冷凍食品だけでなく、加工食品には基本的に食品添加物が使用されており、生活になくてはならない存在となっています。
そこでチェックしたいのが、指定添加物もしくは既存添加物が使用されているかです。
指定添加物・既存添加物の定義としては、下記の通り!
もっと詳しく
- 指定添加物:厚生労働大臣が安全性と有効性を確認して指定した添加物
- 既存添加物:長年使用され、例外的に使用を認められた添加物
認められているいずれかの食品添加物であれば、安全性は高いと言えるでしょう。
食宅便で使用される食品添加物の安全性をチェック
ここでは、実際に冷凍弁当の栄養成分表示で、使用されている食品添加物の安全性をチェックしていきます。
なお、チェックするのは私が注文した下記冷凍弁当です。
もっと詳しく
- 鶏つくねと野菜の照りだれ
- まろやか黒酢の酢豚
- オムハヤシ
- 海老チリ
順番に詳細を見ていきましょう。
「鶏つくねと野菜の照りだれ」の食品添加物
食品添加物一覧
- 糊料(加工でん粉、増粘多糖類)
- 調味料(アミノ酸等)
- ソルビトール
- ph調整剤
- 凝固剤
- 着色料(パプリカ色素、野菜色素)
- 甘味料(甘草)
「鶏つくねと野菜の照りだれ」のお弁当で使用されている食品添加物としては、上記の通りです。
一般的に使用されるような食品添加物ばかりで、指定添加物・既存添加物のみです。
よって、「鶏つくねと野菜の照りだれ」は安全と言えるでしょう。
「まろやか黒酢の酢豚」の食品添加物
食品添加物一覧
- 加工でん粉
- 増粘剤(加工でん粉、キサンタン)
- 調味料(アミノ酸等)
- カラメル色素
- ph調整剤
- トレハロース
- 酸味料
- 香辛料
「まろやか黒酢の酢豚」には、先ほどの「鶏つくねと野菜の照りだれ」より多く食品添加物が使用されています。
しかし、安全性の高い指定添加物・既存添加物のみを使用しているため、安心できます。
「オムハヤシ」の食品添加物
食品添加物一覧
- 糊料(加工でん粉、多粘多糖類)
- 加工でん粉
- 豆腐用凝固剤
- カラメル色素
- 調味料(アミノ酸等)
- 酸味料
- ピロリン酸鉄
- カゼインナトリウム
- ph調整剤
- 乳化剤
- 香料
ピロリン酸鉄やカゼインナトリウムなど聞き慣れない食品添加物もありますが、全て指定添加物・既存添加物です。
よって、食品添加物の安全性は問題ありません。
「海老チリ」の食品添加物
食品添加物一覧
- 増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)
- 調味料(アミノ酸等)
- ph調整剤
- 甘味料(ソルビット)
- 着色料(紅麹、フラボノイド、ラック)
- 酸味料
- 香辛料
「海老チリ」のお弁当には、着色料が少し多めに使用されているようです。
しかし、全て指定添加物・既存添加物なので、安心して食べられます。
食宅便の冷凍弁当は安全性を考慮して作られている?
食宅便の冷凍弁当は先述の通り、指定添加物・既存添加物を使用し、原材料の安全性は高いです。
一方、食品添加物以外に関して、お弁当を作る工程で安全性は考慮されているのでしょうか?
食宅便では、下記のような工程でお弁当が作成されています。
食材の選定・下処理
まず、目視にて食材の鮮度をチェックし、皮むき・食材のカットなどの下処理を行う。
加熱調理
温度を測りながら、丁寧に調理を行う。
加熱の際は、食材の食感が残るように仕上げる。
盛り付け・冷却
見た目も美しくなるよう、盛り付けは手作業で丁寧に行う。
その後の冷却は素早く処理することで、高品質なお弁当を保つ。
安心・安全のお弁当を届けるため、製造段階から品質を徹底管理!
食材に関しては、食宅便が定める厳しい衛生基準を満たしたもののみ、使用されています。
また、食材の生産から仕入れまでのルートを明確化することで、管理体制の強化を図っています。
ただし、全ての食材が国産品というわけではありません。
海外産の食材も使用されますが、国の基準をクリアし、食宅便が厳選した食材だけを利用するので、安心できると言えます。
食宅便の冷凍弁当はアレルギーに対応している?
安全性の高い食宅便であっても、アレルギー持ちの方は、アレルギーの対応有無が気になりますよね?
残念ながら、食宅便ではアレルギー対応の冷凍弁当を取り扱っていません。
お弁当のパッケージや公式サイトから、アレルギー成分を確認することは可能です。
ただし、食宅便の冷凍弁当は、特定原材料を使用した製造ラインで作られています。
アレルギー症状を引き起こす原材料が含まれていないお弁当の場合でも、発症する可能性があるので、食宅便の利用は避けるようにしましょう。
食宅便の添加物や安全性に関する情報は以上です。
なお、食宅便のさらなる詳細レビューを知りたい方は、下記記事もご参照ください。
-
食宅便(食卓便)の口コミを実際に利用した主婦が紹介!本当の評判も調べてみた
続きを見る
食宅便の食品添加物まとめ
食宅便の冷凍弁当は無添加ではありませんが、指定添加物もしくは既存添加物の食材を使用し、安全性は高いと分かりました。
大手企業の日清医療食品が手掛ける冷凍弁当でもあるので、信頼性は一層高いと言えるでしょう。
また、お弁当の製造工程でも、目視によるチェックや独自の基準を設けるなど、衛生面の管理体制も申し分ありません。
品質へのこだわりも強い食宅便のお弁当を注文していない方は、お得に利用できるお試しセットからぜひ利用してみてくださいね!