オーガニック野菜を届けてくれるとして、食材宅配サービスの中でも評価の高いビオ・マルシェ。
一人暮らしの生活を楽にすることを目標に、ビオ・マルシェの利用を検討している方もおられるでしょう。
しかし、利用した際の出費も気になり、ビオ・マルシェの申し込みに踏み切れない方も多いはず。
本記事では、ビオ・マルシェを一人暮らしで利用したときのメリットに加え、率直なデメリットもご紹介していきます。
ビオ・マルシェを一人暮らしで利用するときのメリット
まず、ビオ・マルシェを一人暮らしで利用した場合のメリットをご紹介します。
自分の生活と照らし合わせてみて、ビオ・マルシェが適したサービスであるか、チェックしてみてください。
有機JAS認証の野菜で栄養バランスを整えられる
ビオ・マルシェでは、有機JAS認証を受けた高品質な野菜を扱っています。
有機JAS認証とは、農林水産省が登録した認証機関により、有機野菜であることを証明された場合に与えられます。
有機野菜は種まき・値付け前2年以上、化学肥料や農薬を使用せずに育てられた農産物で、健康面に配慮されているのが特徴です。
ビオ・マルシェの野菜をチェックしてみると、実際に有機JAS認証マークが袋に付けられていました。
健康面はもちろんのこと、一人暮らしの生活は食生活が偏ってしまい、野菜を満足に食べられていない方も多いのではないでしょうか?
ビオ・マルシェでは、定期的に野菜セットを配送してくれるので、偏った食生活の改善にも役立ちます。
一人暮らし用の野菜セットを扱っている
ビオ・マルシェでは、「ゆうきだいすきセット」という一人暮らし向けの野菜セットを販売しています。
9~10品目で構成されたセット内容ですが、有機野菜と果物を少しずつ詰め合わせているのが特徴!
野菜は傷むのが比較的早く、一人暮らしでは少々利用しにくいです。
しかし、「ゆうきだいすきセット」では傷みの遅い果物がセットであり、加えて使い切りサイズとなっています。
通常、食材宅配サービスの商品は2人前から用意されるケースが多いですが、ビオ・マルシェは一人暮らしでも活用しやすいサービスと言えます。
取り扱い商品が多く買い物の頻度を減らせる
ビオ・マルシェは野菜がメインの食材宅配サービスですが、野菜以外にも豊富な商品を取り扱っています。
例えば、下記はビオ・マルシェの実際の商品カタログです。
肉や魚などの生鮮食品から、保存の効くレトルト食品、飲料、生活用品まで幅広く販売しています。
商品の種類としては、約1,500点にのぼり、ビオ・マルシェの宅配だけで生活に必要なものをある程度揃えられます。
仕事終わりや休日に、買い物へ行くのが億劫という方に、ビオ・マルシェはおすすめです。
置き配に対応しているため不在時も安心
食材宅配サービスに限らず、ネットで商品を注文した際、気を付けたいのが不在時の配送ですよね?
ビオ・マルシェでは配送時間の指定を行えますが、仕事が長引いて食材を受け取れるか不安という方もおられるでしょう。
その際に利用したいのが、ビオ・マルシェの置き配サービスです。
置き配とは、玄関先に食材を留め置きしてくれるサービスで、不在時であっても食材を受け取れます。
在宅・不在関係なく食材を受け取れるので、自宅が留守になりがちな一人暮らしの方にとっては、非常に重宝できるサービスと言えます。
ただし、ビオ・マルシェの置き配は、自社便に対応した一部エリアでしか利用できません。
公式サイトからお住まいの地域の郵便番号を入力すれば、置き配の対応可否が表示されるので、一度チェックしてみてくださいね。
定期便の配送頻度を隔週など自由に選択できる
ビオ・マルシェの定期便では、週に一度、野菜セットや個別商品を配送してくれます。
しかし、毎週定期便を利用するのは、家賃や公共料金など出費の多い一人暮らしには厳しいという方もおられるでしょう。
そのような方向けに、ビオ・マルシェでは毎週の定期便利用以外に、隔週や月の第2週だけなど、配送頻度を自由に選択可能です。
経済的な負担を抑え、自分のペースで食材宅配を利用したい方に、ビオ・マルシェはベストと言えます。
ビオ・マルシェを一人暮らしで利用するときのデメリット
一人暮らしにおすすめできるメリットが多いビオ・マルシェですが、もちろんデメリットもあります。
デメリットも把握し、利用を検討するようにしましょう。
ミールキット・お弁当を取り扱っていない
ビオ・マルシェには、簡単に調理を行えるミールキットや、温めるだけで食べられるお弁当を取り扱っていないデメリットがあります。
生鮮食品を自分で調理する必要があるので、買い物の時間は減るものの、料理の時間は確保しなければなりません。
普段料理しない方や調理の時間を確保できない方には、負担となる可能性もあるので、ご注意ください。
なお、ビオ・マルシェはお惣菜も取り扱っていますが、商品の種類は少ないです。
ビオ・マルシェのお惣菜を長期間利用すると、飽きる可能性も高いと言えるでしょう。
冷蔵庫の容量を考慮しなければならない
ビオ・マルシェでは先述の通り、一人暮らしの方にも最適な野菜セット「ゆうきだいすきセット」を取り扱っています。
食べ切りサイズを売りにしていますが、品目数は9~10品と多く、冷蔵庫の容量を圧迫する可能性があります。
例えば、下記はビオ・マルシェの野菜8品を、冷蔵庫に保存している様子です。
季節により変動しますが、私がビオ・マルシェの野菜を注文したときは、サイズが大きい食材も多くありました。
サイズが大きいのは嬉しいメリットですが、冷蔵庫が小さいケースも多い一人暮らしの方にとっては、容量を考慮して保存する必要があります。
自宅の冷蔵庫が小さいという方は、配送日に合わせ、食材を消費しておくようにしましょう。
一人暮らしの生活にビオ・マルシェの食費は高い?
新鮮な食材や充実したサービスが揃っていても、料金は必ずチェックしておきたいですよね?
ビオ・マルシェでは、一人暮らし向けの「ゆうきだいすきセット」含め、4つの野菜セットを取り扱っています。
各野菜セットの料金としては、下記表の通りです。
セット | 価格(税込) | セット内容 |
多菜セット | 2,808円 | 野菜8〜10品目 |
フルーティーセット | 2,808円 | 野菜・果物8〜10品目 |
いきいきセット | 2,808円 | 野菜・果物7~9品目 + 平飼い卵6個 |
ゆうきだいすきセット | 2,324円 | 野菜・果物7~10品目 |
例えば、「ゆうきだいすきセット」を注文し、食材が9品届いたとすると、1食材あたり「2,324円 ÷ 9品 = 258円」となります。
有機野菜を含んでいるとはいえ、1食材あたり258円はスーパーと比較した場合、少々割高ですよね。
さらに、ビオ・マルシェでは食材の料金の他に、入会金・年会費・送料が発生します。
入会金と年会費は5,500円(税込)となっており、他の食材宅配サービスと比べても、非常に高価です。
送料については、自社便・ヤマト運輸のどちらで配送されるかにより、変動する仕組みです。
自社便に対応したエリアへ配送する場合、下記料金が発生します。
注文内容 | 料金(税込) |
野菜セットの注文 | 0円 |
単品注文 | 660円 |
肉・魚・卵・日用品など、単品で注文した場合は660円の送料が発生しますが、野菜セットを注文した場合は無料なので、お得と言えます。
一方で、自社便の対応エリア外であれば、ヤマト運輸で配送され、下記送料が必要となります。
注文金額(税込) | 冷蔵品+冷凍品(税込) | 冷蔵品+常温品+冷凍品(税込) | 冷凍品のみ(税込) | |
---|---|---|---|---|
野菜セットあり | 3,240円未満 | 495円 | 1,650円 | ー |
3,240円以上 | 380円 | 1,535円 | ー | |
野菜セットなし | 3,240円未満 | 1,155円 | 1,155円 | 2,310円 |
3,240円以上 | 1,040円 | 1,155円 | 2,195円 |
加えて、北海道では880円(税込)、沖縄では1,650円(税込)の地方追加料金が発生する仕組みです。
入会金・年会費・送料はなかなか高いので、出費が増えてでも手軽に有機野菜を食べたいという方は、ビオ・マルシェを検討するようにしましょう。
ビオ・マルシェをおすすめできる一人暮らしの人
おすすめできる人
- 野菜不足が気になっている人
- 安全性・栄養価の高い野菜を摂取したい人
- 豊富な食品で買い物の頻度を減らしたい人
- 自分のペースで食材宅配を利用したい人
一人暮らしの生活は仕事が忙しくなると、どうしてもスーパーやコンビニのお弁当に頼ってしまいがちです。
そのような方には、特にビオ・マルシェをおすすめします。
オーガニックの野菜で、良い栄養バランスや健康状態を保つことも可能です。
また、隔週配送など自分のペースでサービスを利用できるので、一人暮らしの方にもぴったりと言えます。
ビオ・マルシェをおすすめできない一人暮らしの人
おすすめできない人
- 料金の安さを重視したい人
- 置き配の対応エリア外の人
- 調理の負担を限りなく減らしたい人
ビオ・マルシェの一番のデメリットは、やはり価格の高さ。
有機野菜を取り扱うので、多少の価格の高さは妥協が必要と言えます。
しかし、入会金と年会費が非常に高いため、継続的に利用を考えている一人暮らしの方にとっては、負担が大きくなってしまいます。
自分が重視したいポイントを決めた上で、ビオ・マルシェの利用を検討しましょう。
ビオ・マルシェを一人暮らしで活用する人の口コミ・評判
ブログやSNSをチェックしてみると、一人暮らしでビオ・マルシェを利用する方は一定数おられると分かりました。
ここでは、ビオ・マルシェを一人暮らしで活用している方の口コミ・評判をご紹介します。
ビオ・マルシェの良い口コミ・評判
自宅にいながら食材を配送してくれる点や、野菜の質の高さを評価する方が多くおられました。
一人暮らしの生活負担を軽減できる点は、やはり評価できるポイントですね。
ビオ・マルシェの悪い口コミ・評判
おすすめできる点も多いビオ・マルシェですが、悪い口コミを挙げている方もおられました。
全体的に、価格の高さを指摘する声が多いので、日頃の食費と照らし合わせて、出費がどの程度増えるか計算しておくことをおすすめします。
ビオ・マルシェはお試しセットがおすすめ
ビオ・マルシェは料金が高く、いきなり定期便の申し込みを行うには、少々勇気がいりますよね?
そこでおすすめできるのが、ビオ・マルシェのお試しセットです。
ビオ・マルシェのお試しセットは初回限定で、定期便を申し込む前に活用できるサービスです。
旬の有機野菜8~9品がセットになっており、通常価格2,808円(税込)のところ、1,500円(税込)で利用できます。
加えて、送料も無料の超お得なセットです。
例えば、有機野菜が9品届けられた場合、1品あたり「1,500円 ÷ 9品 = 約167円」で、スーパーで売られている食材と大きく変わらない価格です。
ビオ・マルシェでは、お試しセット利用後に本申し込みが必須というわけではありません。
お試しセットを利用するだけでも非常に価値があるので、一度チェックしてみてくださいね。
ビオ・マルシェのまとめ
ビオ・マルシェは栄養価の高い有機野菜を取り扱っている点や、一部エリアですが置き配に対応している点など、一人暮らしで利用するメリットが豊富にあります。
買い物に行かずとも、手軽に有機野菜を食べられるので、野菜不足を懸念している方には特におすすめです。
ただし、食材やサービスの料金の高さは、大きなデメリットとなります。
まずは、ビオ・マルシェのお得なお試しセットから利用し、食材の味やサービスのイメージを確かめてみましょう!